不動産を購入するなら、いつが一番お得なタイミング?

 (更新) 1 分で読めます

不動産っていつが買い時なの?

相場が安い時に買うのは常識、プラスαが大切だよ

予習ポイント

  1. 相場の安い時を狙う
  2. 環境・条件変化時を狙う

スマホで始める資産形成

不動産買い時の判断するタイミングは3つ

  1. 外部環境の要因が変化した時
  2. 金利・税金軽減措置などの環境が変化した時
  3. 物件ごとの条件が変化した時

外部環境の要因:

不動産市場は外部環境の要因によって影響を受けます。景気状況や雇用市場の安定性、人口動向、地域の発展計画などが重要な要素です。景気が好調で雇用が安定している地域では需要が高まり、物件の価格が上昇する傾向があります。したがって、経済指標や市場トレンドを追跡し、市場が安定しているかどうかを判断して、投資しましょう。

というのが、一般的な能書きです。 実際には、大物投資家はリーマンショックや東日本大震災の直後に莫大な投資を行い、資産を増やしています。

少しぐらいのお金持ちなら、この時期に大きな判断はできません。仕事がなくなり、収入が落ち、株価の値下がりが目に見えている時期に、しかも大震災後は原発問題も持ち上がっているタイミングです。

結果としては、不動産に投資する時期としては、上のようなタイミングはベストですが、一般人はできません。バフェット氏のような剰余資産がたんまりある人は問題ありませんが、巷のちょっとした資産家程度なら、この時期の判断はとても難しいのです。

そもそも、将来的な資産形成のつもりで不動産を購入しようにも、仕事も安定しない時期なら、ローンも組めず、タイミングもへったくれもありません。

ちなみに、このタイミングは10年に一度の割合で来るとされていますが、たまたま出くわしたとしても、投資の決断ができる人は少ないでしょう。手持ち資金を投資に回してしまうと、今後の生活が成り立たなくなる可能性が高いからです。

金利・税金軽減措置などの環境変化

まずは、一般的な能書きから。

金利や税金の変動は不動産市場に大きな影響を与えます。低金利環境では、住宅ローンの金利が低くなり、購入力が向上します。また、税金軽減措置や政府の住宅政策の変化も買い時を左右する要素です。これらの要素を注意深くモニタリングし、金利や税制改革の動向を把握して、投資しましょう。

能書きはすぐに役に立ちませんが、言えることは次のことです。

  1. 金利が安い時は不動産の買い時
  2. ローンのしくみが変化した時は不動産の買い時
  3. 税金の軽減措置を受けられることになった時は不動産の買い時

上の環境変化時は、普段よりも不動産投資が行いやすいタイミングになります。 ローンを利用する際は、最低年収の制限があります。

リーマンショック後は年収700万円以下の方は、ローンの審査すら受けることができず門前払いでした。マイナス金利導入後は、かなり緩和され、年収300万円の人にもチャンスが回ってきました。 現在は、おおよその目安として、ローンを受けるには年収500万円以上が条件となっています。

ちなみに、融資金利は現在史上最低金利ですので、融資を利用する方には大きなメリットになっています。

物件ごとの条件による買い時

物件の条件も重要な要素です。立地、床面積、品質、将来のポテンシャルなどが買い時の判断に影響します。例えば、将来の発展が見込まれるエリアや交通の便が良い地域の物件は、需要が高まり、価値が上昇する可能性があります。また、不動産の価格は季節性も持っており、季節や地域の需要の変動にも注意を払い投資しましょう。

役に立たない、一般的な説明をまた載せましたが、ポイントは以下の通りです。

  1. 立地の良い物件が売りに出ている時は不動産の買い時

先ほどまでにピックアップしたタイミングは滅多に訪れない、訪れても活用し辛いことから、この三番目の買い時が一番のポイントです。

例えば、コロナの影響で資金繰りが厳しくなり、手持ちの不動産を売りたいというオーナーが現れたようなケースです。

立地の良い不動産は、売りに出ないと買えません。いくらほしくても、お金があっても、所有権者が売却してくれないと買えません。

このケースにおいては、金銭的には安く買えるというより、買えなかったものが今は買えるということに主眼があります。割高に買うことも許容範囲です。例外的に、金額的な要員は度外視して判断する必要のあるところです。

例えば、「赤坂徒歩一分の立地」というような条件で不動産を探しても、普通は見つかりません。すでに誰かがすでに所有している不動産を売ってもらう以外に買う方法はありません。需要が継続的に見込まれるので、所有権者は、普通は売りませんので、買えるチャンスは稀です。

しかし、相続や事業の傾き加減で所有者が売りに出ることがあります。そのようなときは、価格は安くはなりませんが、無理してでも所有するタイミングだとは言えます。

ローンを組むことに否定的な人もいると思いますが、かつては年収制限が700万円以上を継続していないと審査すらしてもらえない時期もありました。そのため、ローンが組める時期であれば、そのこと自体が自身にとっての買い時であるとも言えます。

スマホで始める資産形成

巻末まとめ

  1. 不動産投資のタイミングは個別の「買い時」を検討すること
  2. ローンを組めるなら、それ自体が恵まれている

スマホで始める資産形成