フリーランスの副業に「WorkAny」はどう使う?
仕事やめようかな?
次の職場が決まってから仕事やめるならともかく、それが決まらず、しばらく仕事を休んで(止めてしまって)仕事を探すというパターンを最近良く見かけるようになりました。
また、コロナ禍のもと、「なぜわざわざ出社する必要があるのか」と本気で考える人も少なくないはずです。
ここでは、「仕事を変える」、自分のやりたかったことを仕事にするための、地味なステップを考えてみたいと思います。 このページではどうしてもサポートしきれない内容もあります。例えば、大工さんになりたくて今もそう思っているけれど、今はバリバリの商社マンとかいうようなケースは、両取りできません。商社マンを引退する頃には、大工さんとして人生を始めるには体力的にきつくなっているかもしれません。かといって、今すぐ会社を辞めて、同じ収入でなにかしながら食いつなげるかという点も、まじめな考慮ポイントでしょう。
まず、一番簡単に副業を始めるステップを見ていきます。利用するサービスは、副業マッチングサービスのWorkAnyです。
副業と言っても、中身は「もう一つの本業を始める」という意味ですので、主・副を分けてしまうのは勘違いを犯しがちです。 今の本業を壊さない範囲で、マジメにもう一つの仕事を持つという感じで捉えるといいかもしれません。
副業として成り立つ仕事は?
副業ですので、本業と合わせてできる仕事を選ぶ必要があります。 それだけではなく、副業がうまくいくようなら、今の本業を副業にするか、本業をやめてしまっても、生活が維持できる収入に結びつくものを選ぶのが、やる気アップのコツです。
副業として成り立つ仕事の代表格
- マーケティング
- 営業
- 編集・ライティング
- デザイン
- エンジニアリング
- サイト運営
以上の業種は、誰手にでもできて、ステップアップもでき、能力次第では本業以上の収入を得ることができる代表格です。
WorkAnyを使ってみる
先程の副業を仮に希望したとしても、自分が本当にできる仕事なのかをしっかり吟味しておかないと、後々にただ消耗していただけだと気付かされるだけになります。
現在の常識的には、副業を探すにはマッチングサービスを利用するのが定石です。ここでは、大手のA8netが運営しているWorkAnyを利用します。 18歳以上の会社員やフリーランスであれば、どなたでも利用できます。
なぜWorkAnyか?
やはり、WorkAnyは利用料がかからないというのが、やはり一番嬉しいポイントです。当然、登録はすべてオンライン上で完結し、5~10分程度でサービスが利用できます。 つまり、使いやすいということですね。 気軽に仕事を見つけて、始められる(始める準備ができる)のはポイントです。
WorkAnyの現状のデメリット
WorkAnyは利用しやすいのがポイントですが、案件数は職種の数に比べて多くはありません。そのため、自分の欲する仕事が見つからないという自体が起こります。これは、現状ではやむを得ないので、サービスが充実するのを期待するか、他のプラットフォームと併用するなどで補う必要があります。
また、サービスのシステム上、企業の返信が遅くなることが普通にあります。副業を決めてすぐさま作業に入りたいと思っても、企業からの合否の連絡待ちで萎えることもあります。この点は、要望として利用する方は積極的に運営に伝えてほしいと思います。
副業が自分に何の意味があるのか考えてみる
副業って別の仕事でしょ?
自由とやりがいだよ
副業を単に「アルバイト」程度の意味に捉えてしまうと、これは単に「アルバイト」をかっこよく言い換えただけのものに過ぎません。 やはり、「副業」とわざわざ言うには、そのうち本業と入れ替え可能なレベルまで高めることができることを目指すほうが、やる気の維持に繋がります。フリーランスの方は会社勤めの人より、その点を強真意識して副業選びすべきでしょう。WorkAnyで副業を探すときは、スキルアップの要素が含まれているかどうか確認しておきましょう。
また、さきほどピックアップした副業は、「別の仕事にチャレンジする」という意味だけではなく「自由を手に入れる」という、サラリーマンが心の奥底から切望するものでもあります。
副業に期待するもの
- 自由な働き方
- 新たな人間関係
- スキルアップ
副業が本業になる日が来るには?
本業がつまらない、向いていないという理由なら、これは「転職」を考えるべきでしょう。一方、本業はそれなりに上手く行ってはいるけれど、さらにスキルアップしたい、人脈を作りたい、さらなるやりがいを求めたいという場合は、本業と多少重なる程度での副業を始めるとうまく行くことが多いです。
例えば、会社ではウェブデザインをしているけれど、副業として自作のイラストを描いて販売するなどです。
副業のコアは働き方にあり
副業はやはり、時間の制約を受けない働き方に本質があると言えます。 サラリーマンなら、とにかく出勤していれば給料が出ますが、副業はそうは行きません。 副業でライターを始めても、記事に値段がマトモにつかなければ、収入は得ることができません。逆も然りで、記事にそれなりの値段がついて、本業以上に稼げてしまうケース値あるはずです。 ライターの場合なら、いつ書くかということは、仕事の要求範囲で自分が決めることができます。 いつまでに仕上げてくれと言われれば、その期限を守る必要があるだけで、その仕事をいつ行うかは自分が自由に決めていいわけです。 この自由は、何にも変えられない幸福であり、同時に評価されなかったら収入がなくなるという責任も伴います。
また、副業とはいえ、完全フレキシブルが嫌だという方は、勤務可能日数・時間に合わせた仕事を選ぶこともできます。休日出勤やリモート勤務ができる仕事を選ぶのも事もできます。 一人ひとりの状況に合わせた、柔軟な働き方が、副業のコアです。
副業は本当に副業でしかないのか?
今の社会では、副業と本業の区別がうまくつかないことが普通にあります。本業と副業を持つ人は、かつては収入の多い方を本業、少ない方を副業とすることが多いように思います。ここ10年ぐらいは、収入に関わらず、自分の好きな方を「本業」と呼んでいる人もよく見かけます。オリンピック選手などでも、本業が「アスリート」なのか「企業勤務」なのか区別をするのが難しい、そもそも区別の意味がないようなものもあります。
つまり、このページでは便宜上「副業」と表現しますが、自分がやりたいことを行って、収益化している限り、わざわざ区別しなくても良いものです。むしろ「副業」とレッテルを貼ってしまうことで、可能性を制限する羽目になるかもしれません。
副業をやってみるべき人は
- 本業はすぐに手放すつもりはない
- スキルを活かして別の仕事にチャレンジしたい
- ライフスタイルに合わせて自由に働きたい
まず、副業してみて、それから決めなよ